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個展[魂が曖昧になる時]
​- Installation

2021.4.23fri-25sun
11:00〜18:00

個展「魂が曖昧になる時」
千鳥文化ホール

ふとしたときに、「私は今どこに立っていて、何をしているのか、どうして生きているのか、自分とは一体何者なのか」わからなくなるような感覚を映像を用いた空間で表現した初のインスタレーション作品。
幅1.8m高さ2mの立方体を作り、3台のプロジェクターを使ってプロジェクションマッピングしている。

​また、展示のDMも自身で制作した。

[statement]

ふとした時、自分が誰なのかここはどこなのか今どうして立っているのか、自分の存在がわからなくなる。 そんな感覚的イメージを映像にし、幅1.8m高さ2mの直方体に投影する。 外側からも内側からも鑑賞できる映像と音に包まれるインスタレーション作品。

COVID-19によるパンデミックによって一変した世界。この驚異的なウイルスは一瞬にしてたくさんの人々 の尊い日常を奪い、仕事を奪い、命を奪った。しかしその反面で急速にオンライン化が進み、社会は確実に次のステージへ進化した。 そうした社会の急速な変化や、信じられない事態が次々報道される中たくさん の情報にもみくちゃにされ、私の存在、魂の居場所がますますわからなくなっていった。

自分の魂の居場所が曖昧になるとどうしようもなく不安な気持ちと、なぜか穏やかな意識の水中をただ 漂うような安らかな気持ちにもなる。 私はこの「曖昧」を愛しているのだ。

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